ドッグランでのトラブル
ドッグランを利用したことはありますか?大型犬の飼い主さんは比較的利用率が高いのではないでしょうか?ここで、そのありあまる体力消費してね的な。でも、公営のものから、カフェ併設のゆるい感じのものまで、いろんなドッグランがありますよね!そこで人も犬も楽しく過ごす為に考えられるトラブルと対策をまとめてみました。あくまでウチの場合です。
◎ウチの子困ったパターン
ドッグランの楽しい雰囲気を一気にぶち壊しかねない困った行動を自分の犬がした時の対応事例です。
●ある一頭にご執心、執拗に追いかける
・オスがオスを追いかけるパターン。
相性が悪いと喧嘩に発展する場合もありますが、遊びたいだけという場合もあります。相手が社会性がある子だと、教育的指導をしてもらえることもあるので、怒られてきましょう!まずいのは、相手が怖がりさんだった場合、怖いがゆえに噛みつく場合もあります。相手の犬が降参しても、尻尾を巻いて怖がっていてもやり続けたり、相手が吠えてもうなっても追いかけるようなら引き離した方がいいですね!
・ オスがメスを追いかけるパターン。
これは、もう本能なのでマウンティングに発展してしまうほどなら『Go to jail !!』自分のところの子をリードに繋ぐしかありません。もちろん、ヒート前後の子を連れてくる人ってさすがにいないとは思いますが、ヒート前後の子だった場合には本当はその飼い主さんに『出て行ってもらうべき』です。でも、連れてきている時点でその飼い主さんは聞く耳を持っていない人種です。近づけるのはやめましょう。
●臭いをかいではマーキング
・日頃から好き勝手なところでトイレをしないようにしつける。
・してしまう犬は室内ドッグランには行かない。
・水をかけるじょうろが置いてあるドッグランもありますので、おしっこした場所には水をかけます。ない場合は持参しましょう。
しかし!私は思うのですが犬の嗅覚は人と比較すると、ニンニクで2000倍、肉や脂で1億倍と言われてるんですよ!!生きていくのに必要な匂い程嗅ぎ取れるはずです。他の犬のおしっこの匂いなんて、水かけたくらいじゃなくならないって~。もう土ごと処分しないと!これ、無意味ですよ、ほんとに。でも、エチケットとしてやっています。
ウチのはオス犬ですが、女の子みたいにしゃがんておしっこするようにしつけました。これにはたくさんメリットがあるのでおススメです。
・家の中にトイレがある場合、ペットシーツから外れません。片足をあげてされると、いろんなところに飛び散って悲惨って悩みもよく目にしますよね!
・外でおしっこする場合も、しゃがんでできるところは限られるので、人の家の塀、玄関、電柱などひっかけたくなる場所もスルーできます。
・飛び散らないので見た目的にも人を不愉快にしません。
●オスがオスに対してマウンティング
遊ぼうのサインであることもありますが、それよりは、
『俺様の方が上だ~強いのだ~がはは~』という、はたから見るとアホ丸出しな支配欲求の表れであることが多いと思います。マウンティングはどの犬に対してもしてはいけないと小さい頃から教え続ける意味でも、見つけた時にはしっかり『ダメ!』と引き離します。
●オスがメスに対してマウンティング
相手のメスにしっかり振ってもらいましょう。でもやっぱり本能なので物理的に引き離さないと無理です。『Go to jail !』ですね。恋は盲目。こればっかりは…
◎他の子困ったパターン
ドッグランの中に、相性の悪い子、逆に良すぎる子がいる場合も注意深く見守る必要がありますよね!なかなか、相手のワンちゃんや、飼い主さんには言いにくいので自衛的にふるまうことが多い気がします。
●ウ○コ放置(というか見てなくて気づいていない)
飼い主さんに教えてあげます。これはちゃんと言った方がお互い気持ちよく過ごせるはずです。言いやすいですしね!
●執拗に追いかけられ、お腹を見せてもまだやられる。
自分のところの犬の様子によって離すか、これも社会経験と側で見守るか決めるといいと思います。ウチは小さい頃グレートデンに追いかけ回され、お腹を見せて降参しても、脚でころんころん転がされていましたが、デンも遊んでいる風だったので放っておきました。しっぽが見えなくなるくらい股の間に入り込んでしまった時だけ救出しました。
でもこれも、見極め難しいんですよ!わざと負けた風にして遊んでることもありますから!!
《こんな顔でも、これは遊んでます》
《全然これも遊んでます》
●吠えられる(必要な場合もあり、見極めが必要)
自分の犬が相手の犬にとって嫌なことをしていた場合には、そりゃ、吠えられますよね。でも、吠えてしかってくれるオトナの犬もいるんです。そういう場合はしっかりしかってもらいましょう。メスで、オスに近寄られるのは嫌!って子もいます。(こういうのは叱られても叱られても寄って行ってしまうんですけど)怖がりな子も吠えます。『くんなよ~!』と言ってるんでしょうけど、こっちは怖くないので近づいてさらに吠えられます。
自分の犬が行為をやめたら吠えなくなるのなら、その行為をやめさせる方が無難です。
●噛まれる(個体の格差が激しいと重大事件に発展)
そっこー、そのドッグランからは退出しましょう。相性が良くないことってありますから。むぎも噛まれた事があります。ちょっと血が出ました。でも、本人はケロリとしていたのでそのままそこで遊びました。ただ大型犬と小型犬だった場合、遊びのつもりでも悲劇を生むこともあるかもしれません。やはり、安全を考えて退出も考えてみて下さい。犬が噛むの見極めも難しいですよ。これ見て、皆さん遊んでるわぁ💖って思えますか?
《よく言われる犬の怒った表情=鼻の頭にしわ寄せまくりの怖い顔🤣🤣》
《お互いひどい顔ですけど…😅》
《完全に噛んでますけど…(笑)》
全部遊びです。相手の子も楽しんでます。でも、こんなことされたら、相手の子殴っちゃうかも!って飼い主さんがいるのも、事実です。
●怖いわよねぇ〜と逃げられる
これは、大型犬の飼い主さんには経験あるあるじゃないですか?
『いや、ウチの犬怖くないんですって、ほら、お宅の犬も怖くないって言ってますよ!』と言ってみたところで、飼い主さんが怖いと思っているのでもういっそ
『怖いですよ!噛みますよ!』とか言いたいところ。
・小型犬と大型犬に別れていないところヘはウチは行かないようにしています(自衛手段)
・でも得てして大型犬ゾーンに誰も使っていないからと入ってくる小型犬の飼い主さんが言う場合が多いので、その場合はゾーンを守ってもらうようにやんわりお伝えする。
小型犬ともうまく遊んであげられますが、体格差があるのは本当のことなので気を付けて見ておくに越したことはないですね!
《トイプーちゃんは遊んでほしい。むぎは、勘弁してと思ってる》
むぎは、基本小さい子は自分が遊ぶ相手ではないと思っているので、本気で相手にはしません。いなす程度です。
以上のことは、ほぼ、『犬の行動』が問題であるトラブルですが、これ以上に多いのは、『飼い主』が問題で起こることの方が多い気がします。
一番怖いのはやっぱり『人』なんですね~
いろんな人がいて、いろんな犬が集まる場所であることを、承知の上で利用しましょう!自分の犬を被害者にも加害者にもさせないために、人と犬を見極める『目』が必要ですね♪